自分の体がゆがんでいる。普段歩いていたり、スポーツをしていたりすると、最近いつもと少し違う感じがする。体のバランスがくずれているのではないか?その様に感じる方がいると思います。
とくに上のレベルでスポーツをしている人は、自分の体の感覚が時済まされていますので、少しのずれをすぐに感じてしまうでしょう。
では、実際にそう感じた時に、何を基準にチェックすればよいでしょうか?
姿勢チェックについて考えてみました。
どこをみる?
まず、体の指標を知らなければ、自分の体がどうなっているか?がわかりません。
体のバランスをチェックするときは、正確には、後ろ、前、横からの確認が必要です。
以下が、みるポイントになります。
・頭部
・頸部
・肩
・上肢
・胸郭と肩甲骨
・腰椎
・骨盤と大腿部
・膝と下腿
・足関節と足部
上記のポイントを各3方向からみていきます。
みるポイントは、9ヵ所ありますが、実際に初期の判断をするときは、肩の高さをみると良いと思います。
肩の高さの見方
まず、鏡をみて自分の肩の高さの左右差がないかをみます。
鎖骨や鎖骨の延長上にある肩峰という肩の骨一番出っ張った部をくれべてみます。
また、首が肩の上がっている方に傾いていないかもみると、ゆがみの強さがよりわかるでしょう。
肩の高さが違うということは、肩甲骨のポジションにもさがあり、骨盤のゆがみがあるはずです。
自分の体が全体的に歪んでいると考えてよいでしょう。
なぜ肩の高さで全体がかわる?
体の背面には、胸腰筋膜という筋肉を覆う膜があります。
その膜は、肩から腰、骨盤まで繋がっています。
肩の高さが違うということは、その膜に引っ張られるようにして体幹部を捻転し、骨盤をゆがませます。
骨盤を含めた、全体的なバランス改善が必要になります。
自覚症状
肩の高さが違うと、肩こりや肩の痛み、首の痛みなどにつながります。
また、両手をバンザイしたときに、挙がり方が違う。
肩を上がると突っ張る感じがる。
肩がはり、呼吸が浅くなることから、深い睡眠がとれない(不眠)ケースもあるかもしれません。
上記のように、さまざまな症状が出る可能性があります。
体のバランスが崩れていると、動きや痛みはりなどの症状に繋がります。
マッサージをしても肩こりがとれない場合は、全体のバランスがくずれているかもしれません。
一度、鏡で自分の体の状態をチェックすると良いでしょう。
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