筋膜リリース

先週末は、筋膜リリースのセミナーを受講してきました。

最新の筋膜の研究を元に、その性質を生かした効果的なアプローチを学んできました。

筋、筋膜へは、マッサージ、ストレッチ、強い圧の指圧、リラクゼーション

、その他にもさまざまなアプローチがあります。

セミナーの内容を元にその違いについてまとめてみました。

目次

筋膜とは

まず、筋膜とは何か?

私達の細胞の多くは、水分を含んでいます。

その各部を立体形として形を保つために必要な組織が結合組織というものになります。

結合組織の中でも筋肉を区画し形を保つための膜が筋膜になります。

筋膜の性質

筋膜は、機械的ストレスにより緊張と硬化が増大します。

また、呼吸パターン障害、感情的苦悩、酸産生食品などにより、内部環境のpHが酸性になると、筋膜としての身体に全体的な硬化がおこります。

また、機械的ストレスと内部環境の変化で筋膜は、分化し線維化をおこします。

線維化した部分は、流動性が低下するため、その影響はその周囲や全体に影響していきます。

健康を維持するためには、上記の事から以下のような事を注意していかなくてはいけないと考えます。

・長時間の不良姿勢

・過度の労働や運動

・長期にわたる精神的ストレス

・偏食

・ケガ

・骨折や捻挫時の長期固定

仮に、上記のような生活をおくるのであれば、こまめに体のケアを行う必要があります。

たとえば、ストレッチやヨガ、湯船につかるなど自分に合ったケアをみつけましょう。

筋膜リリース

一度線維化を起こしてしまった筋膜は、何もしないでいると、もともとの柔軟な筋膜に戻ることができません。

そうなった時は、筋膜リリースによるアプローチが有効とされています。

筋膜リリースに大切な刺激は、適度な圧(強い圧は反発を生む)を持続的(約90秒)に行うことです。

けっして強く引っ張る事やストレッチでは、筋膜の柔軟性を取り戻す事ができませんので注意が必要です。

最近体の動きが硬く感じる。関節がある方向に動かすと痛みがでる又は、突っ張る。などの状態があった場合は、筋膜の線維化が起こっているかもしれません。そのままにしておくと、年月が経過するほど問題が深くなっていきますので注意しましょう。

 

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この記事を書いた人

駒崎 光輝
2010年に柔道整復師の免許を取得し、東京や神奈川、札幌など4つの治療院で修行した後、健康とカラダをつなぐをコンセプトに、2015年4月より地元江別で鍼灸整骨カラダステーションを開業しました。
誰もが人生の最後まで健康でいられる社会を目指し、健康情報を発信しています。

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