普段の生活では、事務仕事や勉強、軽作業などで手を前にだして行う作業が多くあります。
だんだん姿勢は、猫背、前かがみが定着していきます。
猫背は、肩甲骨が外に開き、肩が内にまき、胸郭が閉じるような状態になります。
このような状態は、慢性的な肩コリ、頭痛、睡眠障害、自律神経の乱れ、疲労感につながっていくと考えています。
猫背について考えてみました。
なぜ猫背になる?
先ほども触れたように、人の体は、普段長い時間とっている姿勢の影響を受け、骨格筋がその状態がふつうの状態と認識していきます。
筋肉の問題でいうと、主に、大胸筋、前鋸筋、腹筋の筋肉が短縮固定している状態です。
猫背になることで本来の重心より頭が前にいきますので、重力の影響を受け猫背は、どんどんつよくなります。
猫背によるさまざまな症状
猫背になるとさまざまな症状がでやすくなると考えます。
・肩こり:肩甲骨が開くことで、首から肩につながる筋肉が引き伸ばされ血流がわるくなり起こる
・頭痛:肩こりがつよくなり定期的に頭痛がでる
・睡眠障害:胸郭が開きずらくなり自然呼吸が浅くなることで、深い呼吸ができず自律神経に乱れが生じる
・疲労感:深い呼吸ができず睡眠の質もおちる事から疲労が蓄積する
上記のような理由で、症状が起きるのではないかと考えています。
猫背矯正
このような事を考えると、猫背は、長期的にみて体に悪影響を及ぼすかもしれません。
見た目も含めて、猫背をなおす事が理想です。
猫背は、なかなかなおりにくいですが、体のメカニズムを考えて、少しずつ矯正していくと良くなる可能性があります。
ポイントは、股関節と肩甲骨の柔軟性をつけ、ヨガなど体を大きくつかう運動を継続的に行うことが大切です。
上記をつづけある程度、体の柔軟性が出てきたらハーフポールというアイテムがあるので、これを利用すると変化がでやすくなるでしょう。
当院でも施術につかいますが、これはとても効果が出やすいです。
いつの間にか定着してしまう猫背は、肩こりや腰痛などさまざまな痛みの要因になりかねません。
やはり理想は、猫背が定着してしまう前に、正しい姿勢を心がける大切です。
猫背改善がなかなかうまくいかない方は、是非ご相談ください。
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