交感神経と副交感神経の関係

交感神経と副交感神経は、各内臓の働きを調整しています。

交感神経が優位に働いている時は、副交感神経が抑制され、副交感神経が優位の時は、交感神経が抑制されます。

普段の生活では、その時の状況に応じて、この交感神経と副交感神経の振れ幅がバランス働いています。

この振れ幅が乱れると、体の不調が出てくることになります。(=自律神経に乱れ)

目次

働きの違い

交感神経と副交感神経の働き方の違いの例をあげてみます。

唾液は、交感神経優位で唾液分泌低下、副交感神経優位で唾液亢進

心臓は、交感神経優位で心拍亢進、副交感神経優位で心拍低下

その他、各臓器でそれぞれの亢進や低下がおこります。

乱れの原因

近年、自律神経の乱れによる体調不良をうったえる方が増えています。

乱れはなぜ起こるのでしょうか?

一般的な話と私個人の推論を述べてみます。

精神的な疲労

仕事や家事が過度に忙しい時期があることや、住まいの移動で環境の変化が大きい場合、強いストレスが持続的にかかります。

ストレス反応は、緊張状態つまり交感神経優位になっている状態です。

この状態が長く続くと、体の緊張(筋肉の緊張)⇒血流が悪くなる⇒筋緊張が取れない⇒交感神経が優位になりやすい又は、副交感神経を優位にしようと体が強く反応する

という悪循環につながると考えます。

また、体のゆがみは、筋肉の緊張につながるので、長い間からだのゆがみがあると、上記の悪循環につながるのではないかと考えています。

悪循環になる前に

自律神経のバランスが崩れると、悪循環のスパイラルにつながります。

その前に、無理しない生活を心がける。

少し無理がかかったら、ヨガや温泉、マッサージなどを受けたりしながら体を良い状態に維持する事が大切です。

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この記事を書いた人

駒崎 光輝
2010年に柔道整復師の免許を取得し、東京や神奈川、札幌など4つの治療院で修行した後、健康とカラダをつなぐをコンセプトに、2015年4月より地元江別で鍼灸整骨カラダステーションを開業しました。
誰もが人生の最後まで健康でいられる社会を目指し、健康情報を発信しています。

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