歩行時のすねの痛み

歩行時のすねの痛み

少し長い時間歩くと足のすねが痛くなる。長時間歩いた日の夜には、足のすねの筋肉がつってしまう。こういう症状は、特に女性に多くあります。病院へ行っても湿布を処方されて終わり、悩みが解決しない方は多いのではないでしょうか?

目次

なぜすねが痛くなる?

すねには、前脛骨筋、趾伸筋、腓骨筋などの足首や足の指を動かす筋肉があります。

簡単に言うと、これらの筋肉が疲労して筋肉の動きが悪くなり、痛みが発生します。

先ず、これらの筋肉をストレッチやマッサージで緩めてみましょう。

ただし、これらの筋肉がなかなか緩まなかったり、緩んでもまたすぐに疲労してしまう場合は、他にも原因があると考えます。

すねの筋肉が疲労する理由

すねが疲労しやすくなる理由は、たくさんあります。

以下、いくつか原因を上げてみました。

・ハイヒールをよく履く

・靴のサイズが少し大きい

・サンダルをよく履く

・骨盤のゆがみがある

・股関節の柔軟性がない

・スポーツで過度な練習をした

上記は、一部ですがこのような原因を解消するだけで、問題が解決する事があります。

ただ、上記でも骨盤のゆがみやクセを解消するのは、個人では中々むずかしい面があります。

次に、骨盤のゆがみについてお話します。

骨盤の歪みによる原因

骨盤のゆがみは、脊柱、股関節の関節や筋肉の問題が原因となります。

たとえば、股関節の筋肉の緊張の左右差⇒骨盤前傾⇒脊柱前湾増加⇒重心が前になる

⇒ふくらはぎの緊張⇒すねの筋肉の緊張

というような悪循環が生まれます。

よって、すねの筋肉だけほぐしても根本的な解決にはなりません。

骨盤のゆがみ

症例

当院でも昔から歩行時間が長くなると、すねが痛くなり歩けなくなる方がいらっしゃいました。

もともと腰痛持ちで腰の問題がなくなり、足の相談を受けてから治療をスタートしました。

とくに骨盤前傾と股関節の筋肉の癒着を取ることで、すねの筋肉の状態が変わってきました。

付け加えて、EMS電気治療で筋肉の活動を促しました。

週に2回1ヶ月から2ヶ月くらいで症状が改善し、長時間歩行してもすねの痛みが気にならなくなっています。

歩行時のすねの痛みには、原因があります。安静にしたり、湿布をはったりでは、なかなか解決しません。それどころか問題が複雑化します。お困りの方は、ぜひご相談ください。

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この記事を書いた人

健康とカラダをつなぐをコンセプトに、2015年4月より地元江別で鍼灸整骨カラダステーションを出発しました。
皆様の健康のサポートができるよう日々精進していきます。
普段は、マラソン、野球などのスポーツをしています。

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