肩こりなど、体の各部分が痛くなったときに痛くなった場所を揉んだりして筋肉を緩めても痛みが取れない事がよくあります。これは、痛みが出ている場所以外にも原因がある(関連痛)場合があります。いわゆるツボやトリガーポイントと言われるものです。
トリガーポイントとは
押すと鋭い痛みを感じる過敏になった限局性のスポットで、筋組織の触診可能な索状硬結上の結節の中に存在する。
と定義されています。
トリガーポイントの詳細
筋繊維の顕微鏡レベルでみられる筋細胞が部分的に収縮状態から戻れなくなるとトリガーポイントが形成される。
収縮部分は、そこで血流が止まる。その結果、酸素不足が起こり老廃物が蓄積し、トリガーポイントに悪い刺激を与
える。トリガーポイントは、この緊急事態に反応し、痛みの信号をおくり、脳は筋に休息を与えようとする。
筋は、使わないようにすると、短く硬くなっていく。
以上のようにトリガーポイントが原因で体に痛みをおこすと考え、そのポイントに鍼治療や灸、手技療法などの刺激を与える事で短縮したトリガーポイントが正常な状態に戻り、痛みが消失します。
★触れる範囲でトリガーポイント療法は、セルフケアも可能です。病院へ行ってもなかなか治らないお体の痛みはトリガーポイントが悪さをしている可能性もありますので、是非お気軽にご相談ください(^^)
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