内返し足関節捻挫

江別市捻挫治療

スポーツや日常生活で足首を捻挫する事は、とても多くあります。

足関節捻挫は、内返し捻挫と外返し捻挫の大きくふたパターンに分かれます。

殆どが内返し捻挫になりますので、今回は、この内返し捻挫についてまとめてみました。

内返し捻挫とは、足首が内側に入って捻ってしまい足首を支える靭帯を痛めてしまう外傷です。

目次

どの靭帯を痛める?

内返し捻挫では、以下の靭帯を痛めます。

  • 前距腓靭帯
  • 踵腓靭帯
  • 前下脛腓靭帯

合併損傷として、以下の組織を痛める事もあります。

  • ばね靭帯
  • 足根洞関連組織
  • 伸筋・屈筋・腓骨筋支帯

靭帯の断裂具合で重症度が3段階に分類されます。

1度:微小損傷 2度:部分断裂 3:完全断裂

2度以上は、しっかりとした固定が必要になります。

症状

症状は、腫れ、痛み、動きが悪くなる、筋力低下、バランス機能低下、神経筋反応の低下などが起こります。

腫脹(腫れ)

受傷後3日後から10日後に腫脹が減少し経過時間と共に4週から6週までに改善します。

疼痛(痛み)

重症度にもよりますが、受傷後1年以上経過しても疼痛が残存する患者さんが5~33%存在します。

急性期の治療

まずは、RICE処置が大切です。

RICE処置とは、アイシング、圧迫、拳上、安静の4つの処置の事です。

特に、アイシングと圧迫は大切です。

アイシング

アイシングは、36時間以内にできる限り早く実施する事が予後を左右します。

アイシングの効果的な方法は、間欠法で2時間ごとに10分のアイシング、10分の休息、さらに10分のアイシングを実施します。

熱感がひくまでは、最低3日間続ける事が大切です。

圧迫

圧迫の目的は、腫れを抑制するためです。

テーピング、弾性包帯、サポーターなどを使用します。はずす時期は、腫れや痛みの具合で判断していきます。

さらにできる限り、心臓に近い高さに患部を拳上し安静にする事が大切です。

治療院の治療

治療院では、関節のアライメントの整復をし固定をします。

靭帯損傷の回復を早める為の物理療法も行います。

当院では、主に患部の回復にマイクロカレント電気を使用します。

回復期には、筋肉や腱の炎症後の癒着の回復を目的に超音波やはり治療を行ないます。

靭帯の修復(圧痛が消失)してからは、筋力の回復やバランス力回復、関節の動きの回復リハビリを行ないます。

損傷した腱・靭帯の治癒過程

損傷した腱や靭帯は、炎症期、増殖期、再形成期の3段階があります。

炎症期

受傷後から血管反応が起こります。出血箇所から修復に必要ば物質が組織をおおい患部が腫れてきます。

通常2、3日~2、3週間続きます。

増殖期

増殖期は、受傷後48時間後から始まり、その後6~8週続きます。瘢痕組織の形成と新しいコラーゲン繊維の生成に影響します。

瘢痕組織は、新しいコラーゲン繊維が元の丈夫な靭帯や腱に戻るまでに関節を保護するために働きます。

再形成期

再形成期は、17日~28日後から始まり、数ヶ月から数年を要します。新しい組織が生成し元々の強靭な組織の強度になるまでには、とても時間がかかります。

以下は、参考資料に記載されている治癒過程です。

重症度にもよりますが、スポーツ復帰には、最低でも約1ヶ月弱はみるべきだとわかります。

内返し捻挫

足首の捻挫は、癖になると言われます。それは、正しい知識がなく治療をせず競技に復帰するために起こっているた考えます。スポーツ選手は特に急がば回れで正しい復帰を目指しましょう!!

 

(参考文献)・足関節疾患のリハビリテーションの科学的基礎

・損傷した腱・靭帯の治癒過程 研究資料(大阪体育大学2001)

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この記事を書いた人

駒崎 光輝
2010年に柔道整復師の免許を取得し、東京や神奈川、札幌など4つの治療院で修行した後、健康とカラダをつなぐをコンセプトに、2015年4月より地元江別で鍼灸整骨カラダステーションを開業しました。
誰もが人生の最後まで健康でいられる社会を目指し、健康情報を発信しています。

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