顎関節症のチェック方法と対処法

最近、ものを食べるときに顎がカクカクいう事や痛くなることがありませんか?

今回は、顎関節症についてのお話を致します。

目次

顎関節症のチェック

自分が顎関節症かどうかよくわからないという方は、簡単なチェック方法があります。

では、さっそく自分でできる顎関節症テストでチェックしてみましょう!

1:鏡を見ながら、顎をゆっくり開けてみる。そのとき顎が左右にゆれていませんか?

2:顎を開けたり閉じたりするときにカチッと関節がなる音が聞こえませんか?

3:鏡の前で、大きく下を出してください。すると舌は、どちらかによってカーブしていませんか?

4:顔をみて、口角の左右のラインが平行かどうか?

5:口を開いたときに顎に痛みを感じるか?

一つでも当てはまるようでしたら、痛みが強くなる前に対処しましょう。

顎関節症の原因

顎関節症には、なるまでの原因となっているときの原因があります。

一つは、生活習慣による顎関節への負担です。

もう一つは、症状としてあらわれたときの筋肉や関節の問題です。

1生活習慣による原因

日常生活では、自分で気づかない習慣があります。その習慣が顎に負担をかけるのです。

代表的な習慣をあげてみます。

  • 噛み癖:右左どちらか片方に偏って固いものを噛む癖がある
  • 歯ぎしり:ものを食べてない状態で上と下の歯をこすりあわせる習慣です
  • かみ合わせ:虫歯で歯が痛い、歯の治療後の噛み合わせ不良など
  • 急に大きく口を開けすぎた:普段動かす以上に急に口を大きく開けすぎたときにも起こります
  • 体のバランス:普段の生活の癖で体の左右のバランスがくずれると顎の動かし方も変わります

その他にも原因がありますが、要は顎にかかる負担が強くなると問題が起こると考えています。

2関節や筋肉の問題

1で上げたような原因をきっかけに、顎を動かすときに関係する筋肉の問題があります。

筋肉の問題とは、筋肉が凝り固まって伸び縮みしづらくなっている状態です。

代表的な筋肉は以下になります。

  • 咬筋
  • 側頭筋
  • 外側翼突筋
  • 内側翼突筋

上記の他に、直接顎を動かす筋肉ではありませんが、胸鎖乳突筋という筋肉も顎の痛みに関係しています。

軽い顎関節の症状であれば、以下の代表的な側頭筋と咬筋をセルフマッサージすることで改善する場合があるので、ぜひ試してみましょう!


筋肉以外には、関節円板のズレが原因の場合があります。

関節円板は、関節のクッション的な役割をはたします。関節円板の問題は、治りづらいです。

解決方法

顎関節症は、一度なるとなかなか治りづらいケースが多いです。

時間がたてばたつほど治りづらくなるので、早めに対処しましょう。

一般的な治療は以下の方法になります。

・顎関節症を扱っている口腔外科や歯医者さんで、マウスピースをつくる

・整体で体のバランスをとり、動きの悪い筋肉の調整をする

症状に応じて、治るまでの期間や治療の内容は変わります。

顎関節と一緒に起こる様々な症状

顎関節症になる原因の一つに、体のゆがみがあげられます。

体のゆがみからくるそのほかの症状が併発して起こることがあります。

・肩こり

・首こり

・めまい

・耳鳴り

・頭痛

・不眠

・自律神経失調やうつ病

など、さまざまな症状が出現する可能性もあります。

顎関節症は、必ずなんらかの原因があります。原因を的確にとらえて対処することで、症状が改善していきます。放置せず、早めに対処しましょう。

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この記事を書いた人

駒崎 光輝
2010年に柔道整復師の免許を取得し、東京や神奈川、札幌など4つの治療院で修行した後、健康とカラダをつなぐをコンセプトに、2015年4月より地元江別で鍼灸整骨カラダステーションを開業しました。
誰もが人生の最後まで健康でいられる社会を目指し、健康情報を発信しています。

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