交通事故が起きると脊柱に急激な負荷がかかり、24個の脊柱のどこかにせん断ストレスがかかり負傷をきたします。
ストレスがかかった部分に損傷具合により、症状などが変わってきます。
初期症状としては、損傷部分周辺の痛みがでます。
その後、さまざまな不定愁訴がでるケースがあります。
どのよな不定愁訴がでるか?
脊髄神経は、知覚神経と運動神経に分かれ、脊髄神経の前根が運動性神経と自律神経、後根が知覚神経となり、この二つが合わさり一つの脊髄神経を作り上げています。後根である知覚神経は、皮膚を感じた情報を脳に伝えます。運動神経は、脳と脊髄からの指令を、骨格筋に伝え、自律神経は内臓を調整する役割を担っています。
以下、どのような症状がでるかを上げてみました。
頸椎1:呼吸困難、難聴、めまい、顔面神経麻痺
頸椎2:頭痛
頸椎3:胃弱、鼻づまり、眼精疲労
胸椎1:高血圧、便秘
胸椎2:けいれん
胸椎3:心臓病
胸椎4:アレルギー体質
胸椎5:胃、低血圧
胸椎6:狭心症
胸椎7:食欲不振、足のしびれ
胸椎8:冷え症、貧血
胸椎9:不眠、頭痛
胸椎10:自律神経失調、胃痛
胸椎11:喘息、腎臓病
胸椎12:腎臓病
腰椎1:腰痛、胃、インポテンツ、胃拡張
腰椎2:腰痛、勢力減退、便秘
腰椎3:腰痛、ギックリ腰、下痢
腰椎4:坐骨神経痛、頭痛、難産
腰椎5:腰痛、下痢、膀胱炎、子宮内膜症
仙椎1:頻尿、むくみ
仙椎2:月経痛、生理不順、にきび、肌荒れ
仙椎3、4、5:月経過多、膀胱炎
(参考文献:アスリート進化論)
交通事故の後遺症
交通事故の後遺症は、事故当日より翌日や時間の経過とともに自覚症状がでてきます。
それは、事故の衝撃により背骨のどこかにストレスがかかり問題をおこすと考えています。
最初は、体の痛み以外にも上記のような不定愁訴がでてくるかもしれません。
シップなどの消炎鎮痛剤の処方のみで、痛みだけ治まるのを待つ方法もありますが、問題を起こした背骨の動きに問題を残す事も考えられます。
その問題が後々に現れる可能も考えられますので、しっかり治療をした方がいいと考えています。
当院の施術
当院では、問題を起こしてしまった背骨の問題を電気治療、はり、手技療法など、患者さんの状態や希望に合わせて施術していきます。
なるべく後遺症が残らないよう細かい部分の施術をおこなっていきますので安心です。
まわりでも交通事故後に、肩こりや頭痛がでるようになった、腰痛が慢性的にでるようになったなどのお話をよく聞きます。
分岐点は、しっかり治療をしたかしないかだと考えています。
骨折など構造的な部分を除いて、レントゲンで問題がないと言われたものは、必ず元の状態にもどると考えています。
症状がなかなか改善しない場合は、是非当院へご相談ください。
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