天気が悪くなると、頭痛がでやすい人がいます。同じ頭痛でも、こめかみや後頭部、頭頂部などいろいろなところに痛みを感じます。なかには、頭痛に伴って目の奥に痛みがでるかたもいます。今回は、肩こりからくる、目の奥に痛みを伴う頭痛について考察していきます。
頭痛の原因を明確にする
頭痛が出た場合、原因をはっきりさせる事が大切です。脳からくる問題、肩こりからくる問題、姿勢についてお話していきます。
1脳の問題がないか
頭痛が良く出る方は、まず脳外科など病院で異常がないかみてもらいましょう。脳からくる頭痛としては、脳出血、脳腫瘍、髄膜炎、脳外科やそのほかの病院で特に異常がない場合は、肩こりが原因とされるケースも多いです。
まずは、原因が肩こりからきているのかをはっきりさせることが大事です。
2肩こりが原因の場合は
肩こりとは、首から肩にかけての筋肉が固まっている状態のことです。首肩から肩にかけては、たくさんの筋肉があります。実は、頭痛のでる場所に応じて、原因となる筋肉が違っています。
今回題材にした目の奥に痛みが伴う頭痛は、頭板状筋という筋肉が原因となります。
3姿勢からくる問題
肩こりは、運動不足や不良姿勢が原因になることが多いです。デスクワークのお仕事の方や受験勉強で忙しい学生は、注意が必要です。
以下の指標を参考にしてみてください。
- 頭が肩のラインより前に出ている
- 肩が内側に入っている(巻き肩)
- 鏡を見た時に鎖骨の高さが違う
不良姿勢は、首から肩への負担を大きくし肩こりの原因になります。
患者さんの例
当院に来院される患者さんにも、目の奥が痛くなる頭痛の症状を訴える方がいます。
脳外科に行って検査する方もいらっしゃいますが、肩こりからくると言わて来院されます。
共通して多いのは、デスクワークや工場作業など同じ姿勢で手を動かす仕事についている方です。
そのため、体が固まってしまい肩こりが強くなってしまうのでしょう。
施術をして柔軟性がつくと、たいていは次回来院時に頭痛が取れています。
施術が苦手な方は、ウォーキングやジムで体を動かすとセルフケアができるのでいいと思います。
セルフケア
セルフケアには、肩甲骨を大きく動かす運動が良いと思います。
最近私もよくやる運動に、ロコムーブという運動があります。
いくつかあるエクササイズの中で、フェニックスという運動が良いと思います。
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目の奥の痛みと頭痛が出る場合、まずは脳外科などで大きな問題がないか確認しましょう。
とくに以上がない場合は、肩こりが原因の場合があります。
ストレッチや軽い運動、生活習慣を見直し肩こり解消に取り組んでみましょう。
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