病院で検査して特に異常が見当たらない、処方された薬を飲んでも一時的にお腹の痛みが良くなるが、またちょくちょく症状がでる。
お腹の調子が悪い=胃腸などの内蔵機の働きがうまくいていないと言う事になります。
今回は、胃腸の働きについて考えてみました。
胃腸の働きが悪いときの症状
胃腸の調子が悪い時は、次のような症状がでます。
・定期的におへそまわりが痛くなる
・お腹のガスがよくたまる
・よく下痢や便秘になる
・食欲があまりない
・口内炎がよくできる
上記のような様々な症状がでてきます。
胃腸など消化器の働きが悪くなると、体がだるい、体力がない、肌の状態が悪いなど様々な影響がでてきます。
なぜ胃腸の調子が悪くなるのか?
いくつか胃腸の調子が悪くなる原因を上げてみます。
・食べ物が合わない
・過食(食事量が多すぎる)
・よく噛んで食べない
・薬の副作用
・内科疾患
・ストレスなど自律神経のみだれ
以上のように、胃腸の不調がでる原因は、さまざまあります。
当院では、上記以外に見逃されやすい背骨のゆがみが原因と考えています。
胃腸の不調で出る影響
胃腸の調子が悪くなることで、栄養素が体の隅々に運ばれず、以下のような影響もでると考えられます。
・肌荒れ
・疲労感
・白髪
・肩こり
・背中のはり
最近でも乳酸菌の重要性などが注目されている通り、胃腸の調子を整える事はとても大切です。
当院でも数名の患者さんが、食事療法や薬などで胃腸の悩みが解消せず施術をされたケースがあります。
症例
①30代男性と②50代女性の症例について
①の患者さん:毎日のように夕方から夜にかけて、腹部(お臍の下)あたりに痛みがでる
②一か月に一度くらいの頻度で、薬を飲んでも収まらな胃の痛みがでる
①②ともに内科の受診をしているが、特に大きな問題がなく薬を処方されるが根本解決にいたらない状態でした。
当院の脊柱、骨盤のバランス治療をおこない、2~3ヶ月くらい経過の後症状が8~9割消失しています。
考察
内科的疾患がない腹部の痛みは、脊柱や骨盤のゆがみにより、腹部筋肉(腹横筋、腹斜筋、腹直筋)などの筋肉の緊張により腹腔内空間(腹膜)のゆがみが出現します。
腹腔内空間のゆがみは、内臓への持続的ストレスにより内臓疲労や機能低下を起こすと考えています。
原因不明の胃腸の不調で長期経過している状態の方は、ゆがみを改善を目的にヨガなどのエクササイズをするとよいと考えています。
お困りの方は、是非お気軽にご相談ください。
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