親指の痛み

親指の痛みの腱鞘炎は、指の腱鞘炎の中でも多い障害です。

草むしりや細かい手の作業が多いと問題が出やすいです。

また、一度炎症を起こすと中々治りづらくなります。

原因などについて考えてみました。

目次

親指の筋肉

親指を動かす主な筋は、以下になります。

  • 母指内転筋
  • 母指対立筋
  • 短母指外転筋
  • 短母指屈筋
  • 長母指屈筋
  • 短母指伸筋
  • 長母指伸筋

母指は、その他の指に比べて動く範囲が大きく、問題を起こしやすい構造になっています。

腱の炎症

筋肉の疲労や関節のこわばりが強くなると、筋肉の腱にストレスがかかり痛みが出てきます。

痛みや腫れが慢性的になると、腱鞘炎になります。

また、腱が繰り返しのストレスにより炎症を起こすため、スムーズに動かなくなり場合もあります。

いわゆるばね指です。

なぜストレスがかかる

なぜストレスがかかるのか?

これは、持論になりますが、手の掌側の小指と親指を近づけるための筋肉があります。

とくに小指側が硬くなると、手根骨の可動の低下や腱膜の緊張により腱鞘にストレス生じます。

すると、タイトな腱鞘をとおる腱にストレスがかかり、炎症を起こしてしまうと考えています。

ケア

上記の理論から、手の細かい作業をする方は、掌のマッサージ、特に小指側の筋肉をゆるめると良いと考えています。

その他に、手のひら全体のマッサージや、指のストレッチを湯船につかりながら行うと効果的だと考えます。

指の痛みは、悪化すると難治になり、最悪を手術の適応になってしまいます。

悪くならないうちに、ケアをしっかりする事が大切です。

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この記事を書いた人

駒崎 光輝
2010年に柔道整復師の免許を取得し、東京や神奈川、札幌など4つの治療院で修行した後、健康とカラダをつなぐをコンセプトに、2015年4月より地元江別で鍼灸整骨カラダステーションを開業しました。
誰もが人生の最後まで健康でいられる社会を目指し、健康情報を発信しています。

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