踵の痛み

足首の痛み

歩行時のアキレス腱の痛み

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少し歩く距離が長くなると、アキレス腱から踵にかけての痛みがでるという症状がたまにあります。

今回は、アキレス腱の炎症がないのに、上記のような症状がでる問題について、当院の患者さんの症例をもとに検証してみました。

症例

70代男性、草刈り作業

1週間前から100Mくらい歩くと、アキレス腱から踵にかけての痛みが出て歩くのがつらくなる。

このような症状で来院されました。

状態的には、浮腫みがつよくふくらはぎからアキレス腱にかけての緊張がつよい状態でした。

原因は、夏の暑さによる疲労に加え、連日長時間草刈り作業をしていた事で、足首を動かす筋肉が固まり足首の動きが悪くなっていました。

足首の動きは、筋肉の作用や関節の動きなど、さまざまな要素が関係しています。

原因のピックアップ

今回の症例のポイントは、筋肉と関節の2つの問題があります。

筋肉の問題

アキレス腱周囲の痛みに関係する筋肉の問題は、ヒラメ筋、後脛骨筋、足底方形筋です。

これらの筋肉のトリガーポイント(筋硬結)を緩める事で症状が改善します。

アキレス腱の痛み

関節の問題

歩行時の足首の問題があげられます。

歩行時に足首を背屈する際、踵骨(踵の骨)が靭帯や支帯、その他軟部組織の影響で後方の動きが制限されることです。

原因になる因子は、屈筋支帯、脛骨下部軟部組織、アキレス腱周囲軟部組織です。

これらの組織が何等かの原因で硬化委縮したり、周りの組織と癒着を起こしたりすることで動きを制限してしまうと考えます。

踵の痛み

施術について

施術は、上記にあげた問題の筋肉や組織に対し、鍼治療、手技療法、超音波治療を組み合わせて行います。

超音波治療では、指の届きにくい深部の組織へのアプローチに使います。

鍼治療は、動きの悪くなっている筋肉に鍼を通して通電し、他動的に筋肉を動かすことで本来の筋肉の動きを取り戻します。

手技は、関節の動きをつける(モビリゼーション)や筋肉のトリガーポイントをほぐします。

経過

今回の患者さんは、2回の治療でむくみが改善し、3回の治療で痛みが軽減しました。

その後、4回目の治療後あまり気にならないレベルになりました。

今後は、この治療期間をもっと短くできるよう研究していきます。

今回の様な症状は、病院へ行くとアキレス腱周囲炎やアキレス腱炎などの診断がくだされることが多いです。安静と湿布の処方が多いです。いくら安静にしていても問題が解決しないケースは、上記のような問題がある場合もあります。なかなか良くならない場合は、お気軽にご相談ください。

 

 

 

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