さまざまな物量機器の中で、今、マイクロカレント療法が注目されています。
先日、NHKのテレビ番組でも取り上げられていました。
当院でもマイクロカレントを利用していますが、使い方を工夫するとたくさんの可能性があると考えています。
マイクロカレントの働き
ケガの修復促進
体の損傷した細胞組織は、正常な細胞から損傷電流が流れこまれます。
その損傷電流は、10~30μAです。
マイクロカレント療法は、患部に同じ10~30μAを流すことで、損傷された組織の修復を促進すると考えれれています。
ATPの生成、タンパク合成の促進
細胞のエネルギー源は、ATP(アデノシン三リン酸)と言われるものです。
生体の筋収縮、吸収、排泄、物質合成、などの働きのために必要なエネルギーのほとんどは、ATPにより供給されます。
マイクロカレント療法は、細胞にATPの生成が増加し、アミノ酸の能動輸送やタンパク合成も促進されます。
皮膚、筋肉の活性化
マイクロカレント療法は、使い方により衰えた皮膚のコラーゲン繊維や弾性繊維を活性化して弾力を回復させる作用があります。
また、衰えた筋肉の力を強める働きもありまさう。
マイクロカレントの電気の流し方、施術の仕方でさまざまな効果が期待できます。
先日、マイクロカレント療法を利用するために、新機種の物量機器を購入しました。
付属品に手袋を使って電気を通電する、ハンド導子があります。
私たちが力を入れている手技(マッサージなど)と電気治療を組み合わせて行える事で、新たな効果が期待できると考えています。
これからも、患者さんに負担が少なく、より早く効果がでる施術を追求していきます。
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