【何度買い換えてもダメな方へ】枕難民が終わらない本当の理由は「首の角度」と「姿勢のゆがみ」にあった

「高い枕を買ったのに、朝起きると首が痛い…」

「オーダーメイド枕を作ったのに肩こりが変わらない」

「枕を何個買い換えても、結局しっくりこない」

そんな経験はありませんか?

実は、枕を何度買い換えても合わない方は、枕だけに原因があるとは限りません。

大切なのは、枕に頭を乗せたときの「首の角度」と「背骨を中心とした柔軟性」です。

目次

枕を変えても首・肩がつらいのはなぜ?

枕は、寝ている間の頭と首を支えるもの。

そのため、枕の高さが合わないと、首の自然なカーブが崩れ、首や肩まわりに負担がかかることがあります。

高すぎる枕では、あごが引けて首が前に曲がりやすくなります。

反対に、低すぎる枕では、頭が後ろに傾き、首が反りやすくなります。

つまり、

「高ければ良い」
「低ければ良い」
「柔らかければ良い」

という単純な話ではありません。

大切なのは、自分の身体に合った位置で頭と首を支えられることです。

本当に見るべきなのは「枕」だけではない

枕を何度買い換えても合わない場合、見直してほしいのが身体全体の柔軟性です。

特にポイントになるのが、

  • 背骨
  • 肩甲骨
  • 胸郭(肋骨まわり)
  • 股関節

この4つの動きです。

例えば、背骨が硬くなっていたり、肩甲骨や胸郭が動きにくくなっていたりすると、寝返りがしにくくなったり、首や肩に負担が集中したりすることがあります。

また、股関節が硬くなると、骨盤や背骨の動きにも影響し、寝ているときの身体の使い方が変わることがあります。

つまり、「首がつらいから首だけ」「枕が合わないから枕だけ」ではなく、身体全体の動きを見ることが大切です。

枕は、身体を支えるための道具です。

その土台となる背骨・肩甲骨・胸郭・股関節がしっかり動いているか

ここを見直すことで、なぜ枕がしっくりこないのか、その原因が見えてくることがあります。

枕を変える前に、まず身体の「硬さ」をチェックしてみましょう。

自宅でできる「肩・胸郭」の簡単チェック

枕を見直す前に、まず自分の身体がどれくらい動いているのか確認してみましょう。

簡単なのが、万歳チェックです。

  1. 壁などに背中をつけて、自然に立ちます。
  2. 両腕をゆっくり上げて「万歳」の姿勢になります。
  3. 力を入れず、軽く腕を耳に近づけられるか確認します。

理想は、腕を上げたときに無理なく耳の近くまで腕が上がること。

もし、

  • 腕が耳よりかなり前にある
  • 腰を反らさないと腕が上がらない
  • 肩がすくんでしまう
  • 左右で腕の上がり方が違う
  • 肩や背中につっぱりを感じる

といった場合は、肩甲骨や胸郭、背骨などの動きが硬くなっている可能性があります。

もちろん、このチェックだけで原因を特定することはできません。

ただ、「枕が合わない」のではなく、身体の動きそのものが硬くなっていないか?を確認するきっかけになります。

枕を何度買い換えてもしっくりこない方は、ぜひ一度、鏡を見ながら「万歳」をしてみてください。

腕は、耳の近くまでスッと上がりますか?

「首の角度」が枕選びのポイント

仰向けで寝たときは、首の自然なカーブが無理なく保たれていることがポイント。

横向きでは、頭から首、背骨までができるだけ自然につながる高さが目安になります。

つまり、枕の高さは「何cmが正解」というものではありません。

体格や肩幅、寝る姿勢、身体の状態によって変わります。

さらに、寝返りをするときには枕の中で頭がスムーズに動けることも大切です。

「寝始めはいいけど、朝起きると首が痛い」

という場合は、寝ている間の姿勢まで含めて考える必要があります。

「オーダーメイド枕なのに合わない」は珍しくない

「オーダーメイドなら絶対に合う」

と思ってしまいがちですが、実際にはそうとも限りません。

身体の状態は変化します。

姿勢が変われば、首の位置も変わります。

背中が丸くなれば、頭の位置も変わります。

肩の動きや背骨の柔軟性が変われば、寝姿勢にも影響する可能性があります。

そのため、以前は合っていた枕が、今の身体には合わなくなっていることも考えられます。

「枕が悪い」のではなく、「今の身体と枕の組み合わせが合っていない」

という視点も必要です。

私自身も、10年ほど前は「枕難民」でした

実は、私自身も10年ほど前までは「枕難民」でした。

朝起きると、寝違えたような首の痛みが頻繁にあり、

「また今日も首が痛い……」

そんな状態で一日をスタートすることも少なくありませんでした。

枕を変えてみたり、高さを調整してみたり。

「この枕なら大丈夫かもしれない」と思っても、しばらくするとまた首が痛くなる。

今振り返ると、当時の私は「自分の身体の状態」ではなく、「どんな枕なら合うのか」ばかりを考えていたのだと思います。

きっかけは「枕」ではなく身体を変えることでした

そこで私が取り組んだのが、肩甲骨を中心とした身体の動きと、背骨の柔軟性を取り戻すためのさまざまなエクササイズでした。

肩甲骨を動かす。

背骨を動かす。

胸郭を動かす。

身体全体をしっかり動かす。

そうやって少しずつ身体の動きを取り戻していくと、ある時から朝起きたときの首の状態が変わってきました。

以前のように、朝起きて「首が痛い」と感じることが少なくなっていったのです。

そして気がつけば、何度も枕を探していた「枕難民」から卒業していました。

「寝るのが怖い」から解放された

当時の私にとって、つらかったのは単純な首の痛みだけではありません。

「明日の朝、また首が痛かったらどうしよう」

そんな気持ちがあり、寝ること自体が少し怖く感じることもありました。

そして朝は、目覚ましで起きるというより、首の痛みで目が覚める。

これは、実際に経験した人でなければ分からない苦しさだと思います。

だからこそ、今、朝起きて首や肩が痛くなく、何も気にせずにぐっすり眠れることに、とても幸せを感じています。

「今日は首が痛くないかな?」

そんなことを考えずに眠れる。

そして、朝起きたときに身体が楽。

これは当たり前のようでいて、とてもありがたいことです。

枕を買い換える前に「身体」を見てみませんか?

枕難民になってしまうと、

「次こそは自分に合う枕を!」

と、どんどん新しい枕を探したくなります。

もちろん、枕選びは大切です。

しかし、

枕を変えても変わらないなら、次に見るべきは「身体」です。

首の角度。

背骨のライン。

背骨の動き(体を左右に捻る動作が楽にできるか?)

肩甲骨の動き。

呼吸は浅くないか?

開脚が楽にできるか?

姿勢。

寝返りのしやすさ。

こうした身体の状態を確認することで、「なぜこの枕が合わないのか」が見えてくることがあります。

江別市の鍼灸整骨カラダステーションでは「身体の状態」から考えます

当院では、単純に「この枕がおすすめです」と枕だけを提案するのではなく、

なぜ首や肩に負担がかかっているのか?

という身体の状態にも目を向けています。

姿勢や背骨、肩甲骨などの動きを確認しながら、身体の状態に合わせた施術やセルフケアをご提案しています。

「枕を何個買っても合わない」

「オーダーメイド枕を作ったけど、やっぱり首や肩がつらい」

「朝起きると首や肩がこっている」

そんな方は、枕を買い換える前に、一度ご自身の姿勢や身体の動きをチェックしてみることをおすすめします。

枕難民を卒業する第一歩は、新しい枕を探すことではなく、今の身体を知ることかもしれません。

江別市・野幌駅徒歩1分の鍼灸整骨カラダステーションでは、首・肩こりだけでなく、姿勢や背骨の動きなど身体全体の状態を確認しながら施術を行っています。

「自分に合う枕がわからない」という方も、まずは身体の状態から見直してみませんか?

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この記事を書いた人

駒崎 光輝
2010年に柔道整復師の免許を取得し、東京や神奈川、札幌など4つの治療院で修行した後、健康とカラダをつなぐをコンセプトに、2015年4月より地元江別で鍼灸整骨カラダステーションを開業しました。
誰もが人生の最後まで健康でいられる社会を目指し、健康情報を発信しています。

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