「マイクロカレント」という言葉を耳にしたことはありますか?最近ではNHKなどのテレビ番組でも特集されるほど、今、医療やスポーツの現場で大きな注目を集めている物理療法です。
当院でもこのマイクロカレントを取り入れていますが、実は使い方次第でさまざまなアプローチが可能になる、非常にポテンシャルの高い治療法だと考えています。今回は、その仕組みと秘められた効果について解説します。

マイクロカレント(微弱電流)の働き
私たちの体には、もともと「生体電流」というごく微弱な電気が流れています。マイクロカレント療法は、この電流に極めて近い、10〜30μA(マイクロアンペア)という非常に弱い電流を流す施術です。
1. ケガの修復を劇的に早める
体の組織が損傷すると、正常な細胞から「損傷電流」という電気が流れ込み、修復を始めます。マイクロカレント療法では、患部にこれと同じ強さの電流を外部から補うことで、組織の修復を促し、早期回復をサポートすると考えられています。
2. 細胞のエネルギー「ATP」を増やす
私たちの筋肉を動かしたり、物質を合成したりするために必要なエネルギー源が「ATP(アデノシン三リン酸)」です。 マイクロカレントを流すと、細胞内でのATP生成が増加することが分かっています。さらに、タンパク質の合成も促進されるため、体の中から活性化を助けます。
3. 皮膚や筋肉のエイジングケア・活性化
マイクロカレントの力は、リハビリだけではありません。
- 肌の弾力を取り戻す: 衰えたコラーゲン繊維や弾力繊維を刺激し、お肌のハリを回復させる作用が期待できます。
- 筋肉の出力を高める: 弱った筋肉に働きかけ、本来持っている力を引き出すサポートも可能です。
負担の少ない施術を追求して
マイクロカレントの最大の特徴は、電気特有の「ピリピリ感」がほとんどないことです。電気刺激が苦手な方や、痛みが強くて患部に触れられたくない時期でも、安心して受けていただくことができます。
当院では、この微弱電流の流し方や施術の組み合わせを工夫することで、より一人ひとりの状態に合ったアプローチを模索しています。
「健康予防」を大切にする当院として、患者さんの体に負担をかけることなく、それでいて一日でも早く効果を実感していただけるような施術をこれからも追求し続けてまいります。
今回のまとめ
- マイクロカレントは、体が本来持つ「治る力」を後押しする。
- ATP生成を促し、細胞レベルでエネルギーを充填する。
- ピリピリ感がなく、お子様からご高齢の方まで安心して受けられる。
「なかなか取れない痛みがある」「早く競技に復帰したい」という方は、ぜひ一度ご相談ください。

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