朝の首の痛み

枕が合わない、朝いつも起きるときには、首が痛いと感じる方は、わりと多いです。

そのために枕を変えたり、敷布団を変えたりして試行錯誤します。

しかし、なかなかよくならない。

そんな人は、今回の記事を少し参考にすると良いと思います。

目次

なぜ痛くなる?

朝に首が痛くなる方の共通点は、体が硬い(柔軟性がない)ということです。

子供のころは、筋肉の質が良いため、そのような問題は、出る事があまりありせん。

しかし、年齢を重ねるごとに、細胞内の水分量が減る為、筋肉の質が低下していきます。

すると体の柔軟性が落ち、徐々に朝に首が痛くなるという状態になります。

体の柔軟性があると、どんな体位で寝ていても首は痛くなりません。

しかし、体の柔軟性が落ちると、ほとんどの体位で首にストレスがかかってしまいます。

体の柔軟性について

ここで上げる体の柔軟性とは、股関節、背骨(腰から肩)の一つ一つの関節の動きをさします。

この部分の柔軟性が低下すると、ほとんどの寝る姿勢で首にストレスがかかってしまします。

筋肉の深部には、胸腰筋膜という白い膜状の組織が腰から首につながっています。

腰を含めて各部分の緊張が強いと、筋肉や関節の引っ張り合いが起こり、本来の体の柔軟性がなくなります。

すると、一番弱い部分の首にストレスがおき、場合によっては、首の筋肉や関節に炎症がおきて、寝違えを起こすこともあります。

※以下の白い部分が胸腰筋膜です

股関節の柔軟性をつける

では、柔軟性をつけるには、どうすればよいか?

一番の早道は、股関節の柔軟性を付ける事だと考えています。

股関節には、骨盤につながる筋肉がたくさんあります。

股関節の柔軟性がでると、骨盤の動きやバランスが良くなります。

骨盤の動きやバランスが整うと、胸腰の筋膜の柔軟性も出てきます。

すると寝る姿勢での首への負担が軽減します。

ヨガやストレッチなどで、毎日コツコツとエクササイズしていくと徐々に効果が出てきます。

枕や、敷布団、ベットを変えても、朝のつらい首の痛みが出てしまう方は、是非参考にしてみてください。

当院は、骨盤のバランスをとる施術を行っています。

患者さんの中には、そのような問題を抱えている方もいますが、施術を受けていくと、徐々にその問題が解消されていきます。

セルフケアでも症状が改善しない方は、是非お気軽にご相談ください。

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この記事を書いた人

健康とカラダをつなぐをコンセプトに、2015年4月より地元江別で鍼灸整骨カラダステーションを出発しました。
皆様の健康のサポートができるよう日々精進していきます。
普段は、マラソン、野球などのスポーツをしています。

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