歩行時の足のシビレ

長時間歩行をしていると、足が重だるくなり歩けなくなる。日によっては、シビレがでてしまう症状もあります。

足のシビレについて考えてみました。

目次

シビレの原因

足のシビレには、さまざまな要因があります。

・腰部のヘルニア

・腰部脊柱管狭窄症

・坐骨神経痛

・臀部筋肉の短縮による血流障害

当院では、大きなくくりで上記の問題に着目しています。

上記の中で腰部のヘルニアや脊柱管狭窄症は、骨や軟骨の器質的問題になり重篤なケースは手術の検討も必要になります。

下の2つの坐骨神経痛と臀筋障害について考察してみます。

坐骨神経痛

坐骨神経痛は、臀部から下肢にシビレや放散痛がでる症状です。

坐骨神経は、人体の神経において最大径、最大の長さです。

この坐骨神経が梨状筋などの筋肉に圧迫されてシビレを引き起こします。

臀部筋肉の障害

臀部の筋肉で障害を起こしやすい筋肉は、小殿筋、中臀筋、大臀筋と言われています。

これらの筋肉が、疲労により凝り固まってしまうと、血流障害や筋肉が引きつる事で痛みやしびれを感じます。

障害の原因は?

上記のような問題がでるのは、なぜでしょうか?

当院では、上記の問題が固定化するのは、体のバランスが崩れているからだと考えています。

基本的に上記のような症状が出るのは、片側だけになります。

バランスが良ければ、両側にでてもおかしくありません。

内臓のポジションから右の背部は硬く、体が疲労してくると体の左右のバランスが崩れます。

体の疲労は、腰部から始まり、股関節、膝、足首に疲労が出てきます。

それと同時に肩甲骨や肋骨が外側へ開いていきます。

腰部の疲労が広がるにつれて症状の強さや慢性度が高くなります。

要するに、体のバランスがをもともとの状態に戻していくことが大切です。

症例

当院にも、さまざまな患者さんがご来院されます。

70代女性、歩行バランスが悪く、少し長く歩くと足にシビレ、ダルサがでて歩けなくなる。

という悩みを抱えていました。

当院で5回目の治療時には、足のシビレがなくなり、以前より歩けるようになっています。

当院では、骨盤を中心に体全体のバランスを整える施術に力を入れています。

痛みが出ている部分の治療のみでは、限界があると考えています。

当院では、痛みがでる根本原因は、体のゆがみからきていると考えています。部分的な関節の電気治療やマッサージで良くならない症状は、さまざまな方法がありますので是非ご相談ください。

 

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この記事を書いた人

健康とカラダをつなぐをコンセプトに、2015年4月より地元江別で鍼灸整骨カラダステーションを出発しました。
皆様の健康のサポートができるよう日々精進していきます。
普段は、マラソン、野球などのスポーツをしています。

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